7月4日「神田京子芸歴ノ二十歳記念 番町皿屋敷」
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奇跡的な梅雨の晴れ間の御陰で、レインボーブリッジの
借景もうまく行き、
存分に楽しんで頂けたようで
さぁ、
3日間連続公演を「しもきた空間リバティ」にて予定して
おります。詳細は後日!!
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今回、大阪公演は番外編で東西の「怪談 皿屋敷」他を
お届けします。
7月23日(火)18時30分〜 大阪公演
予約はコチラ>>Kyoko Oh! Dango club事務局
電話 03-3413-8420
mail Kyoko-ohdangoclub@liberty-
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7月24日(水)19時00分〜 連続・清水次郎長伝 名古屋公演
予約は>>コチラ。
次郎長の生きた時代の少し先に、かの浮世絵師・葛飾北斎は江戸で
大活躍しておりました。
幕末明治を生きた次郎長の背景を知るのに、絵的に何か良い手がかり
はないか?とぶらぶら東京を歩いていると、ふと「浮世絵」だ!と
今更ながら気付き、両国にある「すみだ北斎美術館」へ足を運び、
イメージを固めることが出来ました。
彼の晩年の作品「富嶽三十六景」(リンク先拝借)を改めて眺めると、
当時の、地に足のついた生活をし続ける人々の息づかいや、生きて
いる実感がイキイキと伝わって来てワクワクします。
次郎長が生まれた清水港も、ワクワク感でいっぱいだったはず。
幼い頃、既に黒船を遠くに眺めることが出来たり、港に舶来品を扱う
店があったり…、もっと外を見たい!と思い、青年期に「江戸へ行っ
てみたいんだ」と義父に嘆願したというエピソードがあるのも分かる。
若い時分は新しいものに挑戦したいものだ!!
清水の町は、江戸・日本橋よりはもちろん小規模だが、二階建ての
木造の家、商家、蔵、旅籠…、が並んでいた。少し歩けば三島あたり
に岡場所もあった。
巴川は、江戸の大川に注ぐ支流のように町の中で重要な役割を果たし、
土手があり、橋があり、人々が忙しなく行ったり来たりしたであろう。
川のほとりには小舟もかがってあったろう。田んぼのあぜ道には馬を
連れた馬子が歩き、雨が降ったら急ぎ足で裸足でかけてかな?
歌川広重の東海道五十三次(リンク先拝借)もそうだが、人に分かり
やすく伝える絵として、また美を追求するための表現として、
デフォルメ感は避けられないが、(むしろこういった表現の方が面白
いから私は大好き)、彼らの絵を見ていると、当時の雰囲気がよ〜く
分かる。
楽しみが増えた!よっし、この調子で京子の次郎長伝は出来上がって
いくのだぁ。人さまの一生をいろんな角度からあぶり出したい。