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戊辰150年でもある。。。

今月は戊辰戦争に思いを馳せています。

 

(写真:去年11月話芸舞台「残り者」@内幸町ホール

江戸城明け渡しの最後の一日の大奥を描いた朝井まかて先生の

作品を講談ナビゲーター入りの朗読舞台でお送りしました。

新政府軍が踏み込んでくるシーンはなんともいえない悔しい

気持ちになりました。)

 

戊辰戦争と言えば、幕末から明治へと時代が転換する中で起きた

明治新政府と旧幕府側の諸藩との戦いです。

 

京都の鳥羽・伏見の戦いや、上野彰義隊の戦い、会津での白虎隊の

悲劇、そして函館五稜郭での戦争など・・・、

1年半に渡る戦いの中で印象的な場面も多いですが、そういった

一般的なイメージや知識は持っていても、自分達の今につながる

歴史としてあまり身近に感じたことはありませんでした。

 

江戸から明治になり、世の中がでんぐり返しをうつ程の衝撃が

あったことは学校でも習ったし、講談でもそんな背景を

想像しながら幕末明治のネタを読むこともあります。

 

「青龍刀権次(せいりゅうとうごんじ)」、「明治白浪女天一坊

(めいじしらなみおんなてんいちぼう)」等・・・。

故・二代目山陽イズムがふんだんに散りばめられた、私も大好きな

演目だが、この時代に生きる人たちの思いを、その背景まで理解し、

想像して表現するまでには、これまで至らなかったと思います。

 

丁度良い機会!!

戊辰戦争について改めて知ってみようと思いを寄せ始めましたよ〜。

 

今秋には戊辰戦争の舞台を講談にするお仕事も頂いております。

いわきの語り部であり、いわき地域学會副代表幹事の夏井芳徳先生

のまとめられた「いわきの戊辰戦争」を元に講談化させて頂くこと

になっているのですが、せっかくなので、その背景となるこの時代を

いろいろな角度から勉強してみたいなと思っています。

 

明治維新150年!という事で、今年は戦の勝者側を讃える

特集やイベントがあちこちで催されていますが、

敗者側の歴史から学ぶ事もとても大切な事。

 

いつの時代も、新しい価値観を打ち出し、

勢いのあるモノ達が賞賛を浴び、「正しい」とされますが、

その勢力に追いやられた方の思いや、犠牲、やり場のない辛さ、

変えられない世の中の風潮…それに伴う二次的、三次的な犠牲

というのは想像を絶するものがあります。

 

講釈師は、偉業を成し遂げた人物を大いに賞賛するだけでは

ありません。判官贔屓の表現者でもあります。

 

正義と悪は紙一重。

 

どうか「正義」と「正義」の戦いがなくなりますように。。。

| 講談関係 | 00:32 | - | - | pookmark |