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“思わず笑顔”の土鈴館@郡上市白鳥町大島

日本土鈴館のパンフレットと資料)

 

地方の博物館が熱いパート2!!

 

里帰り出産の為帰省中の私ですが、まだ生まれる気配が

ないので様子を見ながら好きなことをさせて頂いて

おります^^

 

今回は郡上市白鳥町大島にある「日本土鈴館」のことをご紹介

申し上げ奉ります〜。長いですよ〜^^

 

相当な数の全国の土鈴が、なぜか岐阜県の山間、白鳥町に

あるというのは、子供の頃から存在は知っておりましたが、

行ってビックリ!!見てビックリ!!

 

まさかこんなにすごいとは思いませんでした。

(写真がなくてすみません。産後に再訪して撮影して来ます〜)

 

古い日本家屋の形の博物館で、3棟すべてに渡ってギッシリと

土鈴をはじめ、土雛、河童の人形や絵、焼き物、

昭和の玩具、マッチ箱、箸袋、絵葉書、お土産提灯など…、

日本の懐かしい〜空気を楽しむことが出来ます。

その数10万点以上!!

 

コレクションをされ続ける情熱もすごいが、

それを個人の趣味として楽しむのではなく、又骨董品としての

価値を発見する目的ではなく、無心に、無邪気に、ただただ

「自分だけでは勿体ない。みなさんに楽しんで頂きたい」と

いう思いから博物館開館に至ったという、館長の温かさ、

人情に感激しました!

 

入口から入って出てくるときには「思わず笑顔」になって

しまう不思議な陳列方法。

 

特に土鈴や土人形の「これでもか〜」という数には圧倒され

全体を見て、さらに一点一点拝見していくと、作品の制作背景

までが浮かぶようで、目頭が熱くなりました。

 

これらは全て、無名の作家がこしらえたもの。

(農閑期に作成したり…の時代)

 

それを、館長が若い頃に、夜行列車を乗り継いで

土地のお祭りや文化に触れながら、

各地の方言の移り変わりを肌で感じつづ、

思い出や景色と一緒に購入して帰られる日々を重ねられ

お蔵に入れていらしたようです。

 

しかし、「私蔵」は「死蔵」だとある日気づき、

お蔵の中の古いコレクション達に光を当てることを決意され、

還暦を迎えられた年に「日本土鈴館」を立ち上げられました。

 

現在館長さんは御年88歳!!

 

スピード社会、合理主義的な事が良しとされる世の中で、

忘れ去られた懐かしき昔遊びやぬくもりを、一人でも多くの方に

体験してほしいという気持ちで、米寿を迎えられた現在も、毎日

博物館でお客様お一人お一人を笑顔で迎えられていらっしゃいます。

 

※ドライブ全盛期は、博物館のある国道156号線が華やいでおり

来訪客も多かったようですが、近くに高速道路が出来、さらなる便利と

引き換えに、旅=目的地という、寄り道の楽しみが薄れた昨今は、

残念ながらかつての賑わいは薄まってしまったようです。

 

(日本土鈴館館長から素敵なお返事を頂きました♡)

 

そんな「日本土鈴館」を私もみなさんに知って頂きたい!!

 

感激したら即行動!がモットーの私。

 

そこで、「日本土鈴館」を訪れた翌日に館長の遠藤一男さん

宛てに感激の手紙を出しました!すると、すぐにお返事が!!!

 

私が訪問させて頂いた日には、たまたま年に数回の土鈴仲間との

会合兼米寿のお祝いで大阪にいらしてて会えずに残念だった…

という文章から始まり、

 

小学5年生の時に名古屋から白鳥町に転校され、中学は美濃市

俵町に下宿して武儀中学校に入学されたこと、中学3年生からは

大東亜戦争の末期で学徒動員の為、川崎航空にて連日飛行機造りの

毎日だったこと。

空襲に追われ辛い学生生活を送ってらしたこと…など

達筆でつづられておりました。

 

そんなつらい中でも、救いはマッチ箱や箸袋、絵葉書など

小さなコレクションだったと。

 

『終戦と共に、皆さんが急に新しい文化に心奪われ、古き良き

日本の味を忘れ去られるのが悲しく、皆から捨てられるもの

忘れ去られるものを集め続けて全国旅をしてきました』

 

という遠藤館長。

 

私も、講談師になるきっかけが

『世の中から忘れ去られそうな講談をなんとかつなげたい』という

気持ちだったという初心を思い出しました!

 

古いだけが良いものではないのは分かっているが、

大切なことというのは、言葉でなく、必ずこういった

先人の残してくれる文化の中に、それとなく潜んでいる。

 

その空気や雰囲気というのは、「イエス」「ノー」○か×…、

というような、常に肩肘はっていなくては生きていられない

昨今のムードの中で苦しんでいる私たち世代に、

生きていく為の余白を与えてくれる。

 

私はこういった、思いのこもった博物館が大好き!!

「日本土鈴館」いいね!!

 

最後に、館長の遠藤一男さんからの言葉を贈ります♡

 

 

私の夢

 

夢を持つのは、ステキなことです

大きな夢、小さな夢、どんな夢でもたのしいです

叶えることより捨てずに持ち続けることです

 

 夢を見て、夢を育てて、夢に活き、

 夢に感謝の、夢の人生

 

 

    日本土鈴館 遠藤一男

| 京子好み | 22:09 | - | - | pookmark |