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☆目指すは共に白髪まで☆


アルバムを整理していたら、おじいちゃんと
おばあちゃんの今年の春の写真が出てきた。
おじいちゃんは先月5日、実は亡くなってし
まい(94歳までがんばった!!)、おばあち
ゃんは寝たきりで今もがんばって生きている。
いいときも悪いときもありのままの姿を見せ
てくれたことが私の財産。

よっし、ガンバロ!!
| 祖父母 | 19:44 | - | trackbacks(0) | pookmark |
I made…

Cake o(^-^)o

今日は実家で親戚一同が集まり、我が家の人気者
おばあちゃんの88歳米寿のお祝い会をしました〜。
久しぶりにケーキを作ったので、どうなるか〜?
というところでしたが、結果オーライ!
おいしく出来ました。
お姉ちゃん、親戚のお姉さん達との合作です。
93歳のおじいちゃんもいっしょにささやかだけど
温かなお誕生会が出来て大満足☆
おばあちゃんは久しぶりにはしゃいで、もう寝てます。

おじいちゃんおばあちゃんがあっての
私たち。
ありがとうの気持ちがいっぱいです!
| 祖父母 | 20:10 | - | trackbacks(0) | pookmark |
帰省
今日はおばあちゃんがホームから戻ってきた。
一時的な外出届けを出してのことだった。
お昼にうなぎを食べに出かけ、その後美濃の
実家へ帰宅。
そこから約4時間くらいの滞在を経て再び施設
に戻っていった。

外出時間しめて7時間。
楽しいひとときを過ごした。

おばあちゃんも楽しかったとみえて、しゃべる
量も増えたしこのごろ見たこともない笑顔と
声を聞いた。

やっぱり  がいいんだな。

家族がいて、みんなでワイワイ食事して、少し
昼寝してもうちの布団での寝顔は格段にいい。


布団の質は施設の方がうんといいし、介護してく
ださる方々もうんとやさしくすばらしいのに、
やっぱり家がいいんだ・・・。

18時半。

施設に戻らなければいけない時間がやってくる。
いままでおしゃべりでハツラツとしていたおばあ
ちゃんの表情から笑顔が消えていった。

分かるんだねおばあちゃん・・・。

『行こうか』
『ほうやな〜』

力なく答えたおばあちゃん、それからは気を
取り直して冗談を言ってみたり、笑ってみたり
つくろっていたけど寂しかったんだろうな・・・。

寮生活をしていた中学高校時代、私たちは年に何回
か保護者学級といって親と一緒に外出をさせてもら
える機会があった。
親の顔を見たときは、うれしくてうれしくて
心もウキウキ。学園から離れて街の空気を吸い、
買い物したりおいしいもの食べたりとても楽しい
時間を過ごした。
でも、日が暮れると学園に帰らねばならず親たち
ともさようなら。急に現実に戻る気がして胸が締
め付けられた。
街から学園に戻っていく道中、

このまま赤信号が続けばいいのに・・・
このまま渋滞でいてくれればいいのに・・・

と祈っていた。
楽しいひとときは一瞬にして終わってしまい、
すぐお別れの時間がやってくる。
・・・泣くのも大人気ないし(子供なのに)
文句を言っても親に余計心配させてしまうだけだ・・・。
ひたすら一点をみつめて我慢した・・・。

今日のおばあちゃんと同じだ。

ずっといっしょにいたいけど、それぞれしなければ
いけない事もあるわけで、なかなか皆の願いをかなえて
暮らすことは難しい。
今回の10日間の帰郷で、ひとにはそれぞれ抱えているもの
があり生きていることを実感した。

寄席に来てくださるお客様もそうなわけで・・・
東京で単独の生活が長く、地域密着の生活とは
どんどんかけ離れていっている毎日。
分かったつもりでお客様をとらえつつも、実はかなり
鈍くなっていた事がわかった。

さあ、もうすぐ私は上京する。

戻ってからはフル活動だ。
静かな田舎から気ぜわしい都会に戻るのはやはりちょっと
緊張する。けど、これも現実。

よし、そろそろギアーチェンジだ。
頑張りますよ〜!
| 祖父母 | 21:38 | - | trackbacks(0) | pookmark |
ひなたぼっこ

お年寄りというのは
元気なときもあれば、
そうでないときもある。

相手には相手のテンポがある。

がっかりするのは、
相手が自分の思ったとおりに
反応しないとき・・・。
でも、こうしてもらいたい、と
思っていること自体が迷惑なことも・・・。

・・・これはお年寄りに限ったこと
ではないか(笑)。

今日はこうやって、ただただ
おばあちゃんと日向ぼっこしている。

| 祖父母 | 21:15 | - | trackbacks(0) | pookmark |
88歳の手

はなこばあちゃんです。
今日は黒田武士

『酒はのめのめ のむならば〜
 日の本一の この槍を〜 』


よ〜よ〜拍手

扇子を渡したら喜んでずーっと離しませんでした。

『扇子はね、両手で無理やり開くと、みんなに笑われるでね。
 気をつけないかんよ。』


了解!!

| 祖父母 | 22:15 | - | trackbacks(0) | pookmark |
93歳の手

3月1日に退院してきたおいじいちゃん。
今日からは、デイサービスをうまく利用しながら自宅での
生活が始まります。

かなり記憶は混同しており、自分が何故手術したのか
今どこにいるか分からず、寝ながらにして忙しく仕事を
したり(と思っている)散歩に出かけたり(と思っている)
時にはタイムスリップして兵隊にもどったり、まさにバーチャル
リアリティーを地で行くおじいちゃん・・・。

でも、やはり 家 というのは心地がいいらしい。

『お帰り〜』というと
『只今戻りました!』と言って、ニコニコしながら靴をなんとか
脱ぎ居間へ向かう。・・・挨拶だけはしっかりしている(笑)。
病院では歩こうとせず車椅子で移動していたが、
なんだおじいちゃん歩けたんだ!

生命の誕生から少しづつ進化を楽しめる赤ちゃんではないが、
生命の終わりに近づいていく人の、最後に残されたものを
一つ一つ確認できるのも、これまた楽しくありがたいことです。

帰宅するや早速仏間へ。

仏壇の前で手を合わすのが毎朝おじいちゃんの日課だった。
だからいろいろ記憶が混同してても、仏壇の前に来ると手を
合わせお経を唱えることが出来るらしい。( ..)φメモメモ。
時間をもてあましたらまず仏間!よしっ。

夕食の前、お仏飯をお供えするときに再びおじいちゃんと仏間
へ行く。他の家族が忙しくしていたのでおじいちゃんと二人で
参ります。一家の主がおじいちゃんなので、この部屋でおじい
ちゃんの前に座るということは絶対になかったのだが、もはや
正座のできないおじいちゃん。
仕方なく、椅子に座ってもらってるその前で、お経を唱えさ
せて頂きました。

後ろから聞こえてくるのはおじいちゃんの慣れたお経。
その前で、たどたどしく読む私。

終わったあと、
『おじいちゃんありがとね。なれないので下手でごめんなさい』と言うとおじいちゃんが・・・
『ええよ〜。肝心なのは気持ちやで、今のままやりなさい』

・・・あざ〜っす!!

そぎ落とされ、しかもごちゃまぜになった記憶の中で、
こういう気持ちがある・・・!

忘れないよ、おじいちゃん〜。

| 祖父母 | 21:49 | - | trackbacks(0) | pookmark |
お富さん
はな子ばあちゃんのお見舞いに行くジョギング
午後2時半。外は雨雨
病室、おばあちゃんはすやすや寝ている。

はあ、小さくなったな〜。

かつて1メートルあったウエストが、すっかり
しぼんだ風船のようになっている。
寝ている時間が長いからだろう、
髪は横に撫で付けられて、
おしゃれなおばあちゃんも台無しだ・・・。

しばらく寝顔をみているうちに 
3時のおやつの時間がくる。

順番に起こされて食堂へ。

おばあちゃんは寝ぼけまなこ。
目の前に出されたおやつに無関心だ。

京『コーヒーゼリー来たよ』
花『ほおか〜(そうか〜)』
京『おいしそうやよ』
花『ほうか〜、ほな食べよか〜』

ようやくスプーンに手がいったかと思うと
ゼリーへあと1センチ・・・というところ
で腕が降下していく。

気力ていうけど、
を保つにも体力
がいるんだなと改めて感ずる。

何を話しかけても『ほうか〜』というだけで
興味を示さない。
寝ている時間が長くて、たまに椅子に座ったらその座った
姿勢を保つことで精一杯な生活。
コミュニケーショをもつとこまでテンションが回らない・・・。
老いるとはそういうことなのかもしれない。

健康体の人は普通に会話をしているが、
実はものすごい体力気力がいるのだと分かった。
自分の姿勢を保ちながら相手の話を聞き、またそれに受け
答えをする・・・。

では、どうやったら気力のなくなった人と楽しい時間を
分かちあえるのだろうか・・・。
なにごともなかったように自然に楽しい気分になること・・・。

おばあちゃんの好きなものってなんだったっけ?
おばあちゃんの好きな曲って何だっけ?
好きな芝居、好きなジャンル、好きな食べ物
ってなんだったっけ?


記憶をたどるが浮かばない。
このときに、目の前を70歳くらいの紳士?聞き耳を立てる
が通りかかった。

ひらめきこれだ!!
話題のきっかけが来た!

京『おばあちゃん、あのおじいちゃんかっこいいね〜』
花『ほお?・・・おおおお、ええね〜。粋な人やね〜。』

 ♪粋な黒塀 みこしの松に 仇な姿の 洗い髪
   死んだはずだよ お富さん 生きているとは 
     お釈迦様でも 知らぬ仏の お富さん
        えーさおー 玄や店〜♪


突然、大好きな『お富さん』(春日八郎)を唄いだしたかと
思うと、唄えた自分にびっくりしてい〜い笑顔!!

『すご〜い』拍手

という外野の拍手と共に、
みるみる搾り出される花ちゃんスマイル!!桜
笑いは固まった記憶を溶かしてくれるのか、
そこからはおばあちゃん自ら
「あの子はどうした、この子はどうした。
じいさんはどこに行った。」とよくしゃべっておりました。

こちらをふりむかせるのにかかった時間が約3時間・・・。
これが現実だ!

寄席で高座後に、
『今日はお客さんをふりむかせることが出来たかも〜?』
なんて甘い評価を自分に下すときがあるが、とんでもない!
今の私じゃまだまだ門前払い、実は玄関先にも入らせてもらえて
なかったんだな〜と実感でした!

よっし、稽古するか。

美濃は静かじゃ。
集中できるな〜。グッド


      
| 祖父母 | 23:54 | - | trackbacks(0) | pookmark |
おじいちゃんとおばあちゃん
実家に帰るごとにおじいちゃんおばあちゃんを見舞う。
祝祖父は93歳、祝祖母は88歳。
誠に高齢ご長寿でございます!
記憶の混同はなはだしく、いつもどんな話題が出るのか
楽しみ!

特にタイムスリップして毎日を過ごしているので
新鮮で一瞬一瞬が宝!
こないだはおじいちゃん兵隊に戻ってました。

『どうやった?』

検査の帰りに話しかけたら、

『ハイ、ただ今、東・西・南・北の
 勉強をしてまいりました!!』

       ・・・・

良かったね、おじいちゃん!!グッド

今回は、仕事帰りに着物で寄る。
すこぶる元気なおじいちゃん。

京子『おじいちゃん来たよ〜。』

祖父『おお〜、よう来てくだれた(下された)、
   昔通った店にあんたみたいな子がおったわ〜』


      ・・・おじいちゃん、


どんな店に通っとったの〜バッド



今日はおじいちゃん編でした。

☆おじいちゃんから学んで来たこと☆
 
・御飯を頂くときはテーブルにひじを付いて食べない。
・感謝感謝を忘れない。
・ご先祖を大切にする。

| 祖父母 | 13:26 | - | trackbacks(0) | pookmark |
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